【レビュー】NEMO(ニーモ) オーラ 20S(インフレーターマット)

基本情報

ニーモ・イクイップメントはアメリカに本社があるアウトドアブランド。UL(ウルトラライト)系のギアも結構取り扱っています。
このマットは1.5Lペットボトルくらいのコンパクトさで重さも340gとめちゃくちゃ軽量です。このマットは3種あるサイズの中で一番小さいサイズです。コンパクトさの代償として、頭から腰までしかマットがありません。しかし寒さを考慮しなければ腰までのマットでも割と快適に寝れます。
収納ベルトや万が一の時の穴開き修理用のリペアパッチも同梱されています。
購入価格:8640円(税込)
購入場所:山渓オンラインショップYahoo!
重さ:340g
収納サイズ:φ10.5×18cm(約1.6L)
展開サイズ:122×51×2.5cm



評価

所有欲:3/5点満点
登山系のグッズは原色系が多いけど、この色はアーミーな感じがして好み。

価格:3/5点満点
軽量な上にそこそこの寝心地を提供してくれるので、山岳用ではない普通のマットと比べたら高いです。
山岳用のマットの中では普通の値段です。

性能:4/5点満点
激安のインフレーターマットと比べると雲泥の差の反発力。小石くらいなら凸凹を感じずに寝られる。腰までしかないマットだけどそこまで寝心地に影響はなかった。
自動ではそこまで膨らまないので、息を吹き込む必要があるが数回吹き込めば膨れるので苦にならない。
空気バルブのキャップが硬いのが地味にストレスでマイナスポイント。


オーラ(ORA)とゾア(ZOR)の違い

ニーモのフォームパッド入り軽量マットにはオーラとゾアの2種類(各3サイズ)があります。
ゾアの方がオーラより1500円高い代わりに直径が5ミリだけ小さく、2割ほど軽くなっています。
双方の違いはマットの表面の材質の差で、ゾアはより薄く軽いもの、オーラはより耐久性に優れたものを使用しています。中身のフォームパッド自体は同じものです。
旅先でマットに穴が開いたら悲惨なので、個人的には耐久性のあるオーラをオススメします。(長く使えそうだし、値段も少し安いし)何が何でも軽いが正義!って人はゾアを買えば良いと思います。


寝心地について

マットの柔らかさは好みがあると思いますが、このマットは高反発系の感じでした。2.5cmの厚みですが普通に仰向けて寝る分には底つき感は感じませんでした。横を向いて寝る人や体のバランスが悪い人?は出っ張ってる部位の底つき感を感じてしまうかもしれません。
Sサイズなので120cmほどしかありませんが寝心地そのものにはあまり影響はなかったです。ただマットのない脚の方はすこし寒かったので、地面からの底冷えや湿気には注意が必要です。
地面<銀マット<<このマット<<<超えられない壁<<<コットくらいの寝心地です。

DSのケースとの厚み比較


メリット

コンパクトで超軽いULマット

同社のゾアには僅かに劣りますがフォームパッド入りのマットの中では最軽量クラスの軽さです。バックパックにも余裕で入る大きさです。登山や徒歩のほか、自転車やバイクでのキャンプにもオススメです。
ULキャンプを目指している人にはかなりオススメです。
以下は350mlとペットボトルとの比較写真。かなりちっちゃいです。


簡単に膨らませられる

バルブを開けて放っておくと数分である程度まではフォームパッドが勝手に膨らみます。
その後息を数回吹き込むだけで良い感じの膨らみ具合になります。
思っていたよりあんまり勝手に膨らまなかったんですが、息を数回吹き込めばパンパンに膨らみました。

その他

裏面に滑り止めが付いている、収納ベルトやリペアキットが付属している、息を吹き込みやすいバルブなどのメリットがあります。
収納袋は仕舞いやすいように工夫がされています。
収納袋にリペアキットも入る
ベルトで丸められる




デメリット

バルブのキャップが固い(開け閉めしにくい)

息を吹き込む吸気バルブのところのキャップが開け閉めしにくいです。キャップを半回転くらい回すことで勝手に緩んで空気が抜けないようにロックするのですが、キャップを回すのが固い(というかコツがいる)です。コツを掴むとすんなり回るのですが、僕は今だにコツが掴めていません。
吸気バルブ部

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