Amazonでガスストーブを検索すると割と上の方に出てくる親指サイズのめちゃくちゃコンパクトなストーブBRS-3000Tのパクリ品。
本家BRSのヤツは五徳もチタン製で25gほどだが、こちらは五徳はステンレス製で重さも50gくらいとちょっと重い。(それでも軽いが)
AliExpressでクーポン使用で400円以下で買えた。
レビュー
パッケージには45gとかいてあるが、キッチン秤ではかったら、収納袋を含まないガスストーブ単体の重さは49gだった。
化繊製の収納用巾着袋も付属していた。
五徳は磁石がくっついたのでステンレスっぽいが、本体は磁石がくっつかず多分チタン製と思われる。
Oリングも劣化してなさそうだし、バリや金属の削りカスもなさそうだった。中華系ストーブは使用前、特に初回使用時は必ず点検しないと危険なのだ。
わかってはいたが、めちゃくちゃコンパクトだ。
点火装置が付いていないぶん、より軽量コンパクトになっているようだ。
標高の高い場所や低温時は点火装置が使えないこともあるので、点火装置付きのガスストーブでも、いつも予備としてフリント式ライター(親指で火打ち石回すやつ)を持って行っていた。そのため点火装置が付いていなくても特段困ることはない。
五徳を広げるときに同時に開いてやらないと五徳同士が干渉して開かないが、慣れれば問題ない。
他の中華ガスストーブもそうだが、火力調整ツマミを少し開いてやらないと完全に収納できない。使うとき締め直してからガス缶を付けないとガス漏れして危険。
五徳の付け根?カシメ?がガタついており、その点だけ心配である。
かなりコンパクトなので、110缶サイズのガス缶を取り付けても缶の方が若干大きくアンバランスに見える。
プリムスの缶は問題なく装着できたので他のメーカーのガス缶も使えると思われる。(もちろん全て自己責任)
ストーブのツマミの付け根がガス缶に干渉してしっかり装着できない場合もあるらしいので注意が必要である。
実際に使ってみた。
使用場所はとある山の山頂(標高2500mくらい)。
ガスはパワータイプではないノーマルのガス(缶はパワータイプだが中身は… 良い子は真似してはいけない)
強風とまではいかないものの、多少の風が吹いていたため、岩陰で使用した。
また火力も申し分なく、時間は測っていないが普通のガスストーブと同様の時間くらいでお湯が沸いた。炎が透明っぽくて見えなかったので、ほぼ完全燃焼しているようだった。
息継ぎすることがあったが、多分これはガスの問題だと思う。プリムスのガスストーブでも同じような現象があったので。
あとは燃焼時の音がまあまあうるさいのでちょっと気を使う。
現状で満足しているが、いずれ本家のBRS-3000tも購入してみたいと思う。(1度Amazonマーケットプレイスで注文したのだが、届かず業者から連絡もなく、返金処理をしたことがある。)
BRS-3000Tとの違いは、五徳の形状と材質(本ストーブはステンレス、BRSはチタン)、炎が出るところの形(BRSは風車みたいな羽?が付いている)、重さくらいだと思う。
泊まりがけで中華ストーブだけに頼るのはちょっと不安だが、最近は日帰り登山などでレギュラーメンバー入りしている。
基本情報
購入価格:398円(送料込み)
購入場所:AliExpress
評価
所有欲:3点/5点満点
パッケージはアレだが、ストーブそのものの見た目は悪くない。そこまで安物感もない。
価格:5点/5点満点
この価格(送料込み)でこのコンパクトさでこの火力のガスストーブを作る中国いったいどうなってんだ??どうやったら利益が出るのか想像もつかない。
届くのが超遅い(軽く1か月以上)がなるだけ安く済ますならAliExpressで買うのが良いが、確実になるだけ早くほしいならamazon(amazon発送のもの)がよい。
届くのが超遅い(軽く1か月以上)がなるだけ安く済ますならAliExpressで買うのが良いが、確実になるだけ早くほしいならamazon(amazon発送のもの)がよい。
性能:4点/5点満点
文句をつけるところがほとんどない。
コンパクトが故にガス缶を加熱してしまう可能性などを考えることができる人にはとても役立つ。逆にそういう危険性や構造を認識したり、自分で点検したりできない人は絶対に買ってはいけない。
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