【レビュー】オピネル ナイフ ステンレス#9

キャンプ用ナイフといえばコレというくらい人気で定番のOPINELのナイフです。



基本情報

購入価格:1800円くらい
購入場所:Amazon



評価

所有欲:5点/5点満点
木製の柄で形も美しくカッコいい。
自分で加工したり、使うほど馴染んでいくので愛着が湧きます。

価格:3点/5点満点
選ばなければ中華系のもっと安いナイフもありますが、比較的買いやすい価格だと思います。

性能:2.5点/5点満点
必須ではないですが自分で加工する必要があるので、そういうのが苦手な人には向きません。
刀身が折りたためるのでコンパクトにはなりますが、包丁の方が料理での使い勝手はいいです。
切れ味は買ったままでもそれなりに切れます。


定番の愛着の湧くナイフ

モーラナイフと並んでキャンプ用ナイフの代名詞と言っても過言ではないくらい人気のナイフです。
調理時は包丁の方が便利なことが多いですが、コンパクトさや雰囲気、見た目のカッコよさから愛用する人が沢山います。
キャンプが趣味という人にオピネルの話をすると、あー俺も持ってる!なんて盛り上がったりします。大学の先輩とキャンプしたら、サイズも材質も同じオピネルのナイフを持ってました笑
商品の番号が大きいほど刃渡りも大きいですが、最も実用的とされるサイズは9番か8番くらいです。なお6番以降は刃が勝手に閉まらないロック機構が付いてますが、それより小さいサイズのものにはロック機構が付いていません。
刃の材質はカーボンスチールとステンレスがあります。カーボンスチールは切れ味や切れ味の持ちが良いですがサビやすい、ステンレスはカーボンスチールより切れ味は劣りますがサビにくいです。しっかり手入れができるならカーボンスチール、その自信がないならステンレスをオススメします。(僕はステンレスにしました)

自分好みのオピネルに仕上げる

人気のナイフで他人と被るから嫌だという人もいるでしょうが、ご安心ください。
柄が木製のため、加工が容易でオリジナルのオピネルに仕上げることができます。
僕は柄を平らにヤスリで削ってテーブルの上で転がりにくいように加工しました。しばらくはそれだけしかいじってませんでしたが、ふと思いつき柄をバーナーで炙り焼き入れ?をしてオリジナリティを高めてみました。
カーボンスチール製の場合は紅茶と酢を使って刃を黒くする黒錆化のカスタムも定番です。(ステンレスだとできません)
このように自分だけのナイフにすることができるのもオピネルが人気である理由です。
十人十色なオピネルを仲間内で自慢し合うのも楽しいですよ笑




購入後必須の儀式オイル漬け

オピネルのナイフを購入後にはやらなければいけない儀式があります。
その儀式とはナイフの柄を油に漬けることです。
なぜそんなことをしないといけないのかというと、オピネルのナイフの柄は木製のためそのままだと水を吸ってしまい、接続部がキツくなってナイフの折りたたみ・展開ができなくなってしまうからです。
しかもただ油に漬けるだけじゃ効果が薄いので、刃を留めているピンの頭をヤスリで削ってハンマーと釘で抜き、刃が挟まっている柄の隙間をヤスリで広げてやった後で油を染み込ませてやる必要があります。しかも油は亜麻仁油やクルミ油などのちょっとお高い油に浸けなければいけません。(オリーブオイルだとベタつきがずっと取れないので注意)
この面倒くさい作業をしなければならないからこそ愛着が湧くとも言えます。


逆にこういう面倒なことはしたくない人にはオピネルのナイフは向きません。

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