【レビュー】モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ

モーラナイフの中でもバトニング(薪割り)ができて刃厚が3.2mmもある強靭なナイフ。ブッシュクラフト系キャンパーに絶大な人気を誇る。





基本情報

購入価格:2592円(税込)
購入場所:UPI OUTDOOR ヤフー店

評価

所有欲:2点/5点満点
オピネルと違って柄が樹脂製で安っぽく見える。見ようによってはおもちゃのナイフに見えてしまう。

価格:3点/5点満点
この刃厚のナイフはモーラナイフ ヘビーデューティくらいしか無いので比べようが無いが、ナイフとして見ても特段値段が高いとは思わない。

性能:4点/5点満点
バトニングも難無く(使用者の技術によるけど)こなし刃こぼれすることもなかった。
刃物を最低限しか持っていかないのであればこのナイフだけあれば最低限のことはできる。ただ、刃厚がありすぎるため料理には向いていない。(やろうと思えば全然料理できる)
刀身よりも柄のほうが長いので初心者には扱いやすいです。


ブッシュクラフトするならまずはコレ

最近流行っているブッシュクラフトスタイルのキャンプをしたいなら、まずは1番先に買っておきたい道具がこのモーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティです。
このナイフ1本あればバトニングして焚き木作りやフェザースティック作り、その他小道具作りなど様々なことができます。刃が厚いため少し使いにくいですが調理に用いることも可能です。(薪割りに使ったナイフで食べ物を扱うのには少し抵抗がありますが…)
とりあえずこのナイフさえあれば刃物でできる大体のことは可能なので、最低限の荷物でその場にあるものを使って過ごすブッシュクラフトにはもってこいのナイフなのです。


必須の黒錆化

モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティはカーボンスチール製のものしかありません。そのため湿気の多いところに保管したり濡れたままにするとすぐに錆びてしまいます。
できるだけ錆にくくするために黒錆化は必須の作業です。
黒錆化とはあらかじめ刃に金属を深く侵食しない錆(黒錆)をつけておくことでそれ以上錆びる(金属を侵食する赤錆が付く)のを防ぐことを言います。
黒錆化するにはナイフの刃を濃~く淹れた紅茶にお酢を入れた液体に2間ほど浸して取り出したら乾かすだけです。
刃を研ぐ場合は黒錆化する前に研いでおきます。
浸す前に刃を洗剤でよく洗い、洗った後は指紋などの汚れがつかないように触らないのがコツです。普通の3倍くらいの濃さの紅茶にして、紅茶10:酢3くらいの割合にしましょう。液体から取り出した刃は乾くまでは触れないようにします。
必要な材料(パーツクリーナーは黒錆化前に刃の油汚れ落としに使いました)
黒錆化前

黒錆化後


モーラナイフ コンパニオンは複数種類ある

モーラナイフ コンパニオンにはここで説明したヘビーデューティ(カーボンスチール)のほかに、ヘビーデューティではないカーボンスチールとステンレスのものがあります。ステンレスは刃厚が2.5mm、カーボンスチール2.0mmです。ヘビーデューティは3.2mmと最も厚いです。


今年になって待望のステンレス製のヘビーデューティも発売されたようで、刃厚もカーボンスチール製と同様3.2mmのようです。鬼に金棒とはまさにこのことですね。


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