SNSで話題になり、一時期入手困難、転売屋まで出現したダイソーのメスティン。
すでにトランギアのメスティンを持っているけど流行に乗り買ってみた。
すでにトランギアのメスティンを持っているけど流行に乗り買ってみた。
レビュー
まず見た目で印象的なのはトランギアのメスティンより一回り小さいこと。トランギアメスティンにスタッキングできる大きさで、メスティンinメスティンが可能になる。ラージメスティンも持っていればメスティンinメスティンinメスティンも可能。
小さいと聞くとデメリットっぽく聞こえるが、他社のメスティンに収容可能なのはかなり大きなメリットだと思う。
ぱっと見の見た目はダイソーのメスティンの方がトランギアのより表面のマット感が強くしっかりしているようにも見えなくもない。
トランギアのメスティンはバリ取りする必要があるが、ダイソーメスティンはしっかりバリ取りしてありそのままでも怪我をしにくくなっている。
米の研ぎ汁でシーズニングするのが定番だが、個人的な意見としてアルミを研ぎ汁で茹でたところで大した被膜はつかず意味ないだろうと思っているので、買って洗剤で洗った後そのまま固形燃料を使い炊飯した。今のところ特に問題はない。
炊飯時の水加減や火加減、手順はその他メスティンとほぼ同様で全く問題なく、美味しく炊けた。
ご飯は1合まで炊け、大きさ的にはやはりソロ用。
これだけ聞くと大きさ以外はトランギアメスティンの上位互換のように聞こえるが劣る点もある。
ダイソーメスティンは蓋が本体に対して少し大きく、密閉度が低い。蓋をしてもカタカタしてしまうくらいスカスカ。
ダイソーメスティンは蓋が本体に対して少し大きく、密閉度が低い。蓋をしてもカタカタしてしまうくらいスカスカ。
密閉度が低いとご飯の炊き上がりにも影響してくると思われる。一般的に密閉度が高く圧力がかかった方が美味いご飯が炊ける。(とは言ってもプロでもない限り食べ比べても分からないだろうが…)
密閉度が低く蒸気が簡単に漏れてしまうため、気持ち水の量を多めで炊いた方が良いのかもしれないが、僕が使ったときはいつも通りの水加減、火加減で美味しく炊けた。
トランギアメスティンならハンドル折り畳んだだけで重し無しでもギリギリ炊けるが、ダイソーメスティンでは重しを置かないと蓋が外れてしまいうまく炊くことができない。
また、トランギアのメスティンは米1合の水は取手のリベットの真ん中に合わせればよかったが、ダイソーメスティンはリベット位置が異なるためわかりにくい。
自動炊飯に必要なポケットストーブは残念ながら収納できなかった。
メスティンは色々なメーカーから発売されているがほとんどが1500円以上するが、このダイソーメスティンは550円。破格の安さなのでとりあえず買っておいて損はない。
最近はこのメスティン用の網も110円で売り始めた。
全てのアルミ製メスティンに言えることだが、空焚きするとアルミが劣化してベコベコになったり穴が空いたりする。そのため燻製などはお勧めしない。
基本情報
購入価格:550円(税込)購入場所:ダイソー
重さ:125g(ふた、ハンドル含む)
評価
所有欲:2点/5点満点見た目はあんまり無骨感がなく微妙。
トランギアのやつのほうが無骨でカッコいい。
価格:5点/5点満点
たいていのメスティンは1500円以上するので500円+税はかなり破格。
これより安いメスティンは多分存在しない。
性能:3点/5点満点
フタの密度に関してはトランギアのものより劣るものの、バリの少なさやコンパクトな点は評価できる。
安いからと言って特に使い勝手が悪いところもなく、また小ささも逆にスタッキングしやすくメリットと言える。
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