【レビュー&カスタム紹介】Lifinsky 薪割り手斧


Amazonで買える中華ハンドアックス。
木製の柄の薪割り手斧ではAmazon内でも最安クラスのもの。
僕はコレをカスタム前提で購入。

レビュー

赤色に塗られており、何も手を加えないと見た目はかなりダサめ。
届いて速攻で赤の塗料を剥がしてしまったので、素のままの写真を撮り忘れてしまったが、ほぼAmazonの写真通りだった。
付属している刃に被せるゴムとケースは普通に便利に使えたが、時間があればケースも革で自作したい。

手斧の形は、この斧のように柄との接続部分と刃の部分の長さがほとんど同じタイプと、刃の部分が扇型に広かったいかにも金太郎っぽいタイプがある。
実際どっちの方が割りやすいのかわからないが、手斧なんてファッションみたいなものなのでカッコいいこちらの形を選んだ。(金太郎はダサすぎる)

何も手を加えなくても一応は刃はつけられていた。(そのままでも一応は使えるが研いだ方がいいかな?レベル)斧なのであまり鋭くしても仕方がないが気になる人は100均砥石でもいいので自分で研いだ方がいい。
友人が持っているハスクバーナの手斧と割りくらべてみたが、流石に3倍以上するハスクバーナの方が割りやすかった。ただ感動するほどの差はなかった。
ずっと斧が1番薪割りしやすいと思い込んでいたが、実は鉈のほうが割りやすいことに気がついた。構造的に鉈のほうが刃渡りが長くなるため太い薪も割ることが可能で、バトニングもしやすいからである。
同じ大きさなら鉈のほうが倍近い刃渡り
やはり手斧はあくまでもファッション的要素が大きく、実用性(割りやすさ、携帯性など)を考えると鉈がバランス良く使えそうだと思った。


カスタム

まず初めに刃に塗られた塗料を剥がした。
塗料は紙やすりや100均ルーター、ドリルドライバーなどを駆使して削り取ったがめちゃくちゃ時間がかかった。モーターが焼け死なないように休ませながらの作業になるが、100均で500円くらいで売ってるルーターが1番作業効率が良かった。
完全に綺麗に塗料を剥がすことは不可能だったのでパッと見で目立たないくらいまでは剥がした。

塗料を剥がした次は、錆防止のための黒錆化。もし研ぎ直しておくなら黒錆化の前にやっておくこと。今回は紅茶とクエン酸を使うことにした。斧の刃を全部漬けられる容器を探すのに苦労したが、結局2Lのペットボトル側面を切り漬けた。
なんだかかなり失敗したようで上手く黒錆化出来なかった。めんどくさいのでとりあえずこのままで笑
掃除用のクエン酸を使うよりお酢やレモン汁を使った方が上手く黒錆化しやすい気がする

今度は柄にニスを塗る。使ったニスはダイソーの水性ニス(ウォールナット)とセリアの艶消し水性ニス。
黒錆化の時の汁が染み込んで柄に色が付いてしまっていたが塗っているウチに目立たなくなった。
ニス塗り前
何度もウォールナットのニスを塗っては乾かし塗っては乾かしを繰り返すうちにだんだんニスの厚みが増してイイ感じになってくる。
ダイソーのウォールナットニスは乾燥後も微妙にベタベタするため、最後にセリアの艶消しニスを何度か塗り重ねておく。ちなみに艶消しニスは水で薄めすぎると乾いた時に白くなってしまうので、原液のまま塗った。

レザークラフトの革も余っていたので適当な大きさに切ってポンチで穴を開け、100均のレザー紐で装着してみた。

見た目重視で適当に付けてみたが、実際使ってみると薪を割るときに革が引っかかってちょっと割りにくくなってしまった。
不便だが見た目は良いのでとりあえず付けたままにしておこう。


基本情報

購入価格:1800(税込)
購入場所:Amazon

評価

所有欲:4/5点満点(未カスタム時:2/5点満点)
やはり自分でカスタムしたものは愛着が湧く。ウォールナット風の柄も割と良い雰囲気に塗れたと思う。
未カスタム状態では赤色でかなりダサい。

価格:5/5点満点
圧倒的な安さ。ちゃんとした斧の1/3以下の値段で買えた。
カスタムもほぼ100均アイテムで済ませたため材料費合わせても2000円ちょっとくらい。ただカスタムにかかった工数を加味すると

性能:3/5点満点
安いからと言って作りに雑なところなどは見られなかった。
刃付けもほどほどにしてあり、ハスクバーナの手斧と比べると多少劣るが、値段ほどの圧倒的な差は感じなかった。

0 件のコメント :

コメントを投稿