【レビュー】SODIAL(R) 中華ガスストーブ

基本情報

商品名:超軽量バックパッキングキャニスターキャンプストーブ ピエゾ点火3.9オンス
購入価格:526円(税込)
購入場所:Amazonマーケットプレイス
重さ:95g


評価

所有欲:2/5点満点
見た目も良いわけではなく、作りも安っぽそうな感は否めない。

価格:5/5点満点
圧倒的価格の安さ。ちゃんとしたメーカーのものだと5000円前後はする。こういった類のものは構造が単純なため、作ろうと思えば格安で作れるそうだ。

性能:3/5点満点
普通に野外で湯を沸かすのには何も問題ないが、火力をあげると不完全燃焼しているのか炎にオレンジ色が多い気がする。点火装置は付いているが壊れた時のために予備としてライターも持ち歩いた方が良い。付属の収納ケースに入れる時、火力調整ツマミを少し開ける必要があり、それを忘れていると使用時にガスを噴出させてしまうことがある。



中国から届いたコンパクトなガスストーブです。あまりに安いので少し不安になってしまいます。

使用にはそこまで支障はありませんが、五徳が歪んでいたり、バリがあったりで、作りの雑さは否めないです。

ガス缶はOD缶を使います。多分どのメーカーのものでも大丈夫だとは思います。プリムスとキャプテンスタッグのOD缶は大丈夫でした。

ストーブから出る火はいわゆる直噴型なので、調理できないことはないですが焦げ付きに注意が必要です。使用に支障はないですが、どこか作りが悪いのか、火力を上げると炎にオレンジ色(赤火)が多い気がします。テント内で使用する場合は一酸化炭素中毒に注意です。(赤火は分解して清掃なりしてやれば治りそうな気はします)

点火装置を使用すればライター無しでも着火できます。しかし圧電素子は有名メーカーのものでも壊れることが多いし、使用場所の条件によっては着火できないので、予備としてフリント式ライターかマッチを持っていた方が良いです。

五徳はあんまり大きくないですが、250サイズのOD缶がピッタリ収まるくらいのサイズのクッカーくらいまでなら普通に乗せられます。また250サイズのOD缶がピッタリ収まるサイズのクッカーの中にはケースに入れたままでも収納可能です。110OD缶サイズのクッカーだとギリギリ収納できません。

付属のプラスチックのケースに収納する際は、火力調整のツマミを少し回しておいてやる必要があります。この仕様のせいで、ケースから取り出してガス缶を付ける際、火力調整ツマミを戻し忘れて生ガスを噴出させてしまうミスが多発します。冬場の静電気が発生する時期だと大事故につながる恐れがあるため注意が必要です。

火器は火事など命に関わる恐れがあるため、基本的に中華系のものは届いたら点検は必須です。変なところにバリはないか、Oリングのゴムが劣化してないか等確認して、必要に応じて分解し修理してから使用することをオススメします。また初めての点火時は万一のことがあっても被害が拡大しないような場所(周りに引火物のない河原など)で使用することもオススメします。


このガスストーブを初心者にオススメできるかというと答えはNOです。中華系の火器は多少の知識を持っていて自分で分解や修理、判断ができる人でないと大事故につながる恐れがあります。





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